伸縮ハンドル、壊さない使い方 2

伸縮ハンドルを壊さない操作法1・収納時 
上段パイプ

2ステップ操作で傷んだ伸縮ハンドルもスイスイ動きます。そして寿命を延ばします。
まずは一番壊しやすい収納時の操作法

第1ステップではハンドルを押し下げないで、ボタンだけを握り部分に押し込みます。
握り部分を下から支え、ボタンだけを握りに押し込むとストッパー爪は抵抗なく引っ込みます。
次に第2ステップでハンドルを押し下げます。

収納するときボタンを押しながら同時に握り部分を押し下げている人がほとんどですが、ストッパーに無用な摩擦を与えて傷つけています。
2ステップに分ける事で寿命がぐっと延びます

大型のスーツケースではスーツケース本体の外に1段だけパイプが出てきてストッパーは見えません。ストッパーが本体内に隠れているだけで仕組みはこの上段パイプと同じ、2ステップ法も同じです。

伸縮ハンドルを壊さない操作法2・収納時 
中段パイプの縮め方

一番壊しやすいのが中段パイプです中段以下のストッパーはボタンでは引っ込みません、上のパイプの下端が中段ストッパーの頭部を押すと引っ込みます。

ACEGENEなど一部の機種では中段以降も押しボタンを押して収納するタイプがあります。それらの機種ではこのページの操作の後もう一度押しボタンを押すなどの操作が必要な場合があります。
健全なうちにお確かめください

新品のうちは上段パイプが下りてくるだけで中段ストッパーが引っ込みますが、やがて引っかかるようになります。

ここでの操作のコツは上段と同じです。
第一ステップ「中段パイプを押し下げずに、上段パイプを中断パイプの中に押し込む」
=「中段パイプの上端を握って下がらないように支えて、上段パイプを親指で押し込む」です。
左右両方のパイプでカチッと音がしたら第2ステップで下げます

ストッパーにストレスを与えず引っ込めるやり方です。
3段目以降は中段と同じやり方です。

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