ファスナーの壊れる使い方

ファスナーの壊れる使い方

ファスナーの故障で最も多いのは下写真の例です。
左右を閉じ開きする嚙み合い部分(エレメント)、金属製だったり何種類かありますが、圧倒的に多いのがコイルファスナー、樹脂の細い棒をコイル状に巻いて平らに潰したような構造です。コイルと布地のテープが外れてしまう故障が大半を占めます。

こんな風にコイルとテープが壊れてしまう原因はスライダーを中途半端な位置のまま本体ボディを開くことが原因です。
このように壊れたファスナーは全交換以外に修理法がありません。

スライダーを目いっぱい端っこまで開いても、布テープには結構なテンションがかかっています。
スライダーを途中で止めたまま開いたら、引きちぎる結果になってしまいます。
スライダ―は必ず端っこまで移動させてからボディを開いてください。