伸縮ハンドルを壊さない方法
伸縮ハンドルはデリケートなメカニズムですが、自然に劣化する部品はありません。故障の大多数は人の扱いによって起こります。
伸ばした状態から縮めようとして、縮まらない時どんな押し方をしますか?

上からハンドル全体を押し下げようとしてはいけません。
ストッパーに引っ掛かりがあるときは余計に引っ掛かりが強くなるばかりで破損に至ります。
①ストッパーを押し下げずにグリップ部の押しボタンを押し込むように、グリップの下側にも指を入れてボタンだけを押します。
②これでストッパーが引っ込まなければストッパーを指で押し込む作戦です。
押込みできなければそれ以上しないでお持ちください。
上段パイプは下がったが中段が下がらない
中段パイプのストッパーはスーツケース本体の中に隠れていますが、このストッパーを引っ込めるのに押しボタンは無関係です。
③この場合は中段パイプを握って上段パイプを押込むように両肩を押し下げます。
①~③いずれの場合もそしてこれ以外の場合も、固い物に当った行き止まりを感じたらそれ以上力を加えないで2~3度やり直してください。力任せに押し下げようとすれば壊れます。
